転職の面接では、緊張することが多いかもしれませんが、社会人として冷静に対応する必要があります。
面接は、自己紹介で始まることがほとんどです。
その自己紹介で、和やかな雰囲気を作り、自分のペースを保つために意識すると良いことと注意すべきことをまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
転職面接の自己紹介で意識すること
自己紹介は面接の冒頭にすることがほとんどです。
第一印象は、数秒で決まると言われていますが、声を発した雰囲気も面接官は見ています。
喋り方や所作などを見て、一緒に働きたいと思ってもらえるように、面接の自己紹介の場で意識すべきところを紹介します。
場を和ませる気持ちを持って明るい表情を作る
面接の最初にする自己紹介で、その場を自分のペースで進められるように、明るい雰囲気を作ることを心がけると良いです。
どうしても緊張してしまう面接ですが、貴重な時間を有意義に過ごすためにも、明るい雰囲気を作る意識を持ちましょう。
面接は、自分も企業側も時間を作ってお互いを知ろうとしている場です。
緊張してギクシャクしたまま進めるのはもったいないです!
自分のペースを保つためにも、明るく和ませる気持ちを持って話し始めると、相手にもその気持ちが伝わり、良い雰囲気の中で面接を始めることができます。

私は結構緊張しやすいタイプで、最初名乗った後に、
「すみません。ちょっと緊張してしまって…(苦笑い)」
と正直に言うことで、張り詰めた空気をゆるますことをしていました。
※緊張していたのは本当です!緊張で喋りがどもってしまったときに正直に言っていました
姿勢を正す
猫背の人は、暗い印象になりやすいです。
特別なスキルがある場合は良いかもしれませんが、暗い印象の人と一緒に仕事をしたいとは思われにくいです。
椅子には浅く座って、背もたれには寄りかからず、背筋を伸ばして面接は受けましょう。
長時間の面接だと、気が緩んで背中が丸まってしまうかもしれません。
質問などの合間などに、意識し直すと良いでしょう。
目線をしっかり合わせる
目線が泳いでいると、何か隠し事や後ろめたいことがあるのかなと勘繰られてしまう場合があります。
目線が合わないと表情もしっかり見られないことが多いので、『この人大丈夫?』と思われることもしばしばあります。
「目は口程に物を言う」という言葉があるように、目を見て話すことは信用にもつながってきます。
人の目を見ながら話すことが苦手な人は、相手の眉間や鼻、首などを見るようにしましょう。
それだけで相手には、目が合っているように見えます。
また面接の場は、自分もその企業のことを知る機会でもあります。
特に転職時の面接の場合、面接官が上司になる場合が多いです。
その上司との相性を自分が見極める場でもあると思えば、自然とこちらも目線を合わせて、相手をじっくり見ようと思えるでしょう。
ゆっくり・はっきり話す
ゆっくり話すことで、相手も聞き取りやすくなり円滑なコミュニケーションが取れます。
また、ゆっくりとはっきり話すと、落ち着いた雰囲気だという印象を与えることもできるのです。
面接では冷静に受け答えすることも重要なので、ゆっくりはっきり話すことを心がけると良いでしょう。

私も面接のときは、間延びしない程度に区切りの良い所で一呼吸入れていました。
そうすることで、心も落ち着かせられて表情も崩さない余裕が生まれました。
転職の面接時の自己紹介で気を付けるべきこと
面接時は全体的に落ち着いて和む空気を作る意識をすると良いですが、逆に注意した方が良いこともあります。
以下の点は、自己紹介だけでなく面接全体にも共通するので、気を付けましょう。
早口で話す
早口になると、相手も聞き取りにくく、伝えたいことが伝わりにくくなってしまいます。
また、早口になると自分の気持ちも急いてしまうので、慌ててしまいます。
興奮するとつい早口になりがちで話もまとまりにくくなり、相手は聞き取れないなどのストレスになるので、気を付けましょう。
ネガティブな表現や内容を話す
自己紹介は面接の冒頭でします。
その時に前職の上司や職場の愚痴などのネガティブな表現や内容は、その後の面接にも響いてくるため、やめましょう。
自己紹介は、あくまであなたがどんな人かを伝える場面です。
ネガティブ発言は、あなたが「ネガティブなとらえ方をする面倒な人」という印象を与えてしまいます。
ネガティブ発言する人と、一緒に働きたいと思いますか?
私は一緒に働きたいと思いません。
自己紹介だけでなく、面接全体でもネガティブな発言はあなたの評価を下げるだけと心得ましょう。
具体性のない内容を盛り込む
ただ経歴と担当業務について述べるだけでは、具体性のない内容となってしまいます。
経歴だけなら履歴書を見ればわかります。
問題なのは、あなたが仕事に向き合ってきたことが、相手に伝わるかどうかです。
特に事務だと、実際の売り上げなどの数字を自己紹介で盛り込むのは難しいかもしれません。
しかし、数字だけが具体性を呼ぶわけではありません。
例えば、新人指導で新人がわからないところは、人ごとにポイントを分けて説明し、最後は理解してもらえたなど、場面が想像しやすいように説明することができます。
あなたがどんな人柄で、真摯に仕事に向き合ってきたのかを相手に想像させられる自己紹介にする必要があります。
主観的な意見ばかりを話す
主観的な意見やエピソードばかり話していると、自慢している人と思われかねません。
面接で自分をアピールしたい気持ちもわかりますが、傲慢な人というイメージを持たれてしまう可能性があります。
「私は良かれと思ってこうやっていた」「私は〇〇で活躍していた」など言う人と一緒に仕事したいですか?
たいていの人は、一緒に仕事をしたいと思わないのではないでしょうか。
ビジネスの場面では、主張をすることは大切な時もあるでしょう。
しかし、面接というお互いを知る機会で、主観的な意見を一方的に話すのは、場違いであることを認識しておきましょう。
面接の自己紹介で悩んだら転職エージェントに相談してみて
転職の面接で最初にする自己紹介は、とても大切です。
自己紹介文を作成するのに悩んだら、転職エージェントに相談してみてください。
「こんなこと相談してもいいのかな」と遠慮することはありません。
転職に関することは、なんでも相談にのってくれるので、気軽に相談してみて下さね。
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まとめ

転職での面接は、緊張することが多いです。
しかし、面接は企業側も、あなたもお互いを知る場だということを念頭に置いて臨むのが良いでしょう。
落ち着いて自分のペースで面接を受けるためには、場の空気を和ませる気持ちを持って、ゆっくり話すことをおすすめします。
面接の実際の流れは別の記事で紹介しますね!

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