他の職種から事務職へ転職したいと考えたとき、資格も持ってないし未経験だと難しいのではないかと諦めていませんか?
確かに事務職の求人の倍率は高く、PCスキルも必要な求人は多いです。
しかし、きちんと今までの経験などを整理してアピールできるようにしておけば、事務職への転職を成功させることがきます!
未経験の事務職への転職を成功させるために、事務職についての情報を紹介します。
未経験でも事務職への転職は可能
事務経験がまったくない場合でも、事務職へ転職することは可能です。
しかし、事務職の正社員での就職は、倍率が高く、経験者でも難しくなってきていることは認識しておきましょう。
社会人経験があり、ビジネスマナーなどの常識がしっかりしていれば、未経験でもそんなに怖がることはありません。
事務職への転職に興味があるなら、挑戦してみると良いです。
未経験の事務職の転職で年代別に期待されること
未経験での事務職の転職では、年代別に期待されることが変わってきます。
自分の年齢を考えながら、企業側が求める人材を把握し、それに合わせて転職活動をすると良いでしょう。
ここでは、転職で多くの企業に期待されていることを紹介します。
20代での転職の場合
20代での転職ならなら、新しいことへの挑戦として、未経験でもポテンシャルを期待され企業側も積極的に採用してくれる可能性があります。
希望している企業で働きたいと、あなたの今までの業務経験や、柔軟に学ぶ姿勢をアピールすることで、雇ってもらえる可能性はグンっと高くなります。
また、若いため長く会社に貢献してもらえるのことも期待してもらえるでしょう。
30代の転職の場合
30代での転職なら、チームのリーダーや管理側の即戦力として企業側は雇いたいと思っています。
事務職が未経験でも、管理側としてのニーズが企業側にあることを認識しておく必要があるでしょう。
今までの経験と能力等を整理して、しっかりと説明できるようになることが必要です。
未経験で事務職へ転職するときにやること
未経験だけど事務職にチャレンジしたいなら、以下で紹介することを実践してみてください。
どちらもハードルは低いと思いますので、ぜひやってみてくださいね。
まずは未経験OKの求人を探してみて
事務職の募集で、未経験OKの求人を出す企業は多いです。
そのため、転職サイトに登録して、希望する条件で求人を見てみてください。
求人の取り扱いが多いリクナビNEXTやdudaなら、いろいろなアドバイスが載っています。
未経験だからと言って諦めず、事務職への転職を前向きに考えましょう。
ぜひ実際の求人内容を見てみてください。
今までの仕事経験のエピソードは武器になる
未経験の職種にチャレンジする時でも、それまでの社会人経験は武器になります。
例えば、接客業をしていたのなら、コミュニケーション能力が高く、対人関係はうまく対処できると言った経験などです。
接客業でなくても、細かい仕事をコツコツできることや、パソコンを操作するのが得意でマイナートラブルの対応をしてきたなど、仕事上の経験は転職をする際のアピールポイントです。
些細なことでも人の役に立てたエピソードなどを説明できるようにしておくと、好印象を持ってもらえます。
そのため、今までの仕事エピソードなどを整理しておきましょう。
事務職の種類を知ろう
事務職は書類の作成やファイリング、電話対応、郵便・宅配対応など、幅広い業務を行います。
事務職への転職を考えているならば、まずは以下の事務職の種類を知っておくと良いでしょう。
規模の小さい会社などだと、掛け持ちして行うこともあります。
一般事務
一般事務は、書類の作成やファイリング、電話対応、来客対応、郵便物の仕分けなどを行うことが多いです。
部署の備品の発注や管理なども任されることもあります。
一般事務は、雑務をするイメージが強いかもしれませんが、丁寧さや細かい所にも気づける能力などが必要です。
良く気付くことができて社内のサポートを細かくできる人は、とても重宝されます。
営業事務
営業事務は、営業担当のサポートをする事務員です。
そのため営業事務は、見積書や請求書、受注の指示など売り上げに関わるサポートをします。
また、営業資料の作成などのサポートもする場合も。
営業担当の人と、密にコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーション能力と迅速に正確な業務を進める能力などが必要です。
経理事務
経理事務はお金のやり取りの処理をする、経理部門のサポートをします。
交通費の精算や他社への支払い、振込額の管理などお金に関する細かいチェックがたくさん発生します。
経理事務をすると、経理や簿記や法律関連の知識が習得できるので、どの企業でも必要な人材になれるでしょう。
ただ、月次の締め作業や決算などの月末月初や、四半期などは作業が多くなるので残業が増えやすいともいわれています。
人事・総務事務
人事や総務は会社全体の管理部門の事務です。
企業によっては、人事部門と総務部門を一緒にしていることもあります。
人事関連は、採用や休職、勤怠管理など社員の書類の準備や処理を担当することが多いです。
総務関連は、会社の備品(蛍光灯の取り換えや防災備品の調達)の準備や大きい企業だと株主総会のスタッフとして会社の雑務を行うことが多いです。
コツコツと地道な業務が多いですが、企業で働いている全員に影響のある仕事でもあります。
事務職の転職に有利なビジネスマナーとPCスキル
未経験でもOKの事務職の求人でも、最低限求められるスキルがあります。
それが、ビジネスマナーとPCスキルです。
コミュニケーションを円滑にするビジネスマナー
ビジネスマナーは社会人が共通して持っておかなければならない礼儀作法です。
ビジネスマナーに自信がない人は、復習だと思って勉強し直すと良いでしょう。
事務員は社内でも社外でも人と必ず関わる仕事です。
礼儀作法ができていないと信用されず、うまく仕事ができなくなる可能性があります。
PCスキルはあるほうが有利
求人の中には、PCスキルがなくても応募できるものがあります。
しかしPCスキルは、マイクロソフトオフィスが一通りできると良いでしょう。
入社後に、スムーズに仕事をすることができるようになるからです。
PCスキルは仕事をしていく上で覚えることも多いので、そこまで気負わずにまずはチャレンジしてみましょう。
PCスキルに自信がないなら検定試験を受けてみて
PCスキルが無くて不安という人は、まず慣れておくために、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」という検定試験があるので、勉強してみると良いでしょう。
自信がない人は、触っておくだけでも違うと思います。
事務職への転職に資格は必要?
資格を持っていないのに、未経験で事務職に転職できるのか不安になる人もいるでしょう。
事務職へ転職するなら、PCスキルがある方が断然有利です。
しかし、資格に関しては、事務職では重視していないことが多いです。
むしろ資格より実務で培ってきたスキルの方が、即戦力になると判断されることが多いからです。
ただ、20代のうちは勉強熱心さと向上心をアピールできるので、資格を取るのも良いでしょう。
未経験での転職が不安で、資格を取っておきたいという方には、以下の資格がおすすめです。
- 秘書検定
- ビジネスマナー検定
- マイクロオフィススペシャリスト(MOS)
ちなみに、私はIT系の資格は持っていませんが、Excelスキルは中級程度です。
「〇〇をExcelを使って○○の処理をしてました」と伝えただけで、面接官の印象はとても良く受け取ってくれていました。
もし、マイクロソフトオフィスでなくても、過去にPCを操作する業務をしていたのであれば大丈夫です。
PC使うのに抵抗はありませんと積極的に言えると良いでしょう。
【私の資格を勉強して良かった経験】入社時研修を休んだ話
転職に資格は必ずしも必要とは限りませんが、私自身が資格を取っておいて良かったという経験があります。
それは、新卒時の入社直前の話です。
入社前にインフルエンザになってしまいました。
当然、入社式にも新人社員研修も出席することができません。
私は大学卒業前に、秘書検定3級を受験していました。
秘書検定は、ビジネスマナーや話し方、表情など対人関係の構築なども学べる内容の資格です。
新入社員研修は受けることができませんでしたが、秘書検定の勉強をしておいたおかげで、会社での立ち居振る舞い等はできていたと思います。
事務職の転職で資格を取りたいと考えているなら、秘書検定は全般的にビジネスマナーや対人関係なども学べるので、おすすめです。
未経験で事務職に転職するなら転職エージェントの利用しよう
未経験で事務職に転職するなら、相談やフォローなどをしてくれる転職エージェントを利用すると良いです。
転職のプロである転職エージェントなら、書類の書き方や面接対策など、いろいろと相談にのってくれます。
また、非公開求人を紹介してくれたり、面接の日程調整をしてくれたりするので、転職活動の負担を減らせるのでおすすめです。
取り扱う求人数が日本最大級のdudaは、フォローの評判も良いのでおすすめです。
利用料は無料なので、ぜひ登録してみてください。
まとめ
事務職の求人の倍率はかなり高く、経験者でも難しくなってきています。
しかし、未経験でも事務職への転職は可能です。
事務職ではビジネスマナーとPCスキルは必須ですが、自信がないのなら身に付けるように勉強すると良いでしょう。
何事も慣れは必要なので、PCに触ってみたり、検定の勉強をしたりなどでカバーできます。
事務職は未経験だとしても、今までの業務経験で、人の役に立ったことや、学ぶ姿勢があることをアピールして、転職を成功させましょう!
まずは転職サイトに登録して、実際の求人を見てみると良いです。
求人取り扱い数が多い大手のリクナビNEXTやdudaを、使ってみると良いでしょう。
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