ハローワークは求人数がとても多く、地方の零細企業の求人も載っています。
地元で働きたいと思っている人はぜひ活用してみてください。
しかし、ハローワークの求人内容は見にくいなどのデメリットもあります。
今回は、ハローワークで転職活動するメリットやデメリット、活用できる人の特徴などを紹介します。
ハローワークは地元企業の求人がたくさん
地元から離れたくないと考えているなら、転職活動でハローワークを利用すると良いです。
ハローワークの求人は、転職サイトでは載っていないような中小企業や零細企業が多いです。
そのため、地方の企業の求人がたくさん載っていて種類も豊富。
職種や業界など考えていなかったけど面白そうだと感じる仕事に、巡りあえるかもしれません。
また、求人数もとても多いので、家から近場の職場を探すことも可能です。
地元に就職したいなら、ハローワークの求人を見てみると良いでしょう。
ハローワークで転職するメリット
ハローワークを利用するメリットは、多くの地元の企業の求人にアクセスできることです。
また、職業訓練など相談やサポートもしてくれます。
ここでは、ハローワークを利用するメリットを紹介します。
地元の求人が多い
ハローワークで求人を探すと、地元の企業をたくさん紹介してもらえます。
地方での就職だと、中小企業や零細企業が多く、求人の募集を見つけるのが難しいです。
しかし、ハローワークなら、そういった中小・零細企業の求人も扱っています。
求人を探す際に、地域で絞ると何件も条件にヒットする求人を見つけることができるでしょう。
自宅から近い所で働きたいと考えているなら、ハローワークの求人をチェックしてみてください。
求人数が多い
ハローワークは、全国の求人を扱っています。
全国のハローワークのネットワークは繋がっていて、全国の求人を見ることが可能です。
そのため、その地域のみの求人だけでなく、ちょっと離れた企業などにもアクセスできる機会があるでしょう。
憧れの土地で働きたいなどがある場合は、ハローワークの求人情報を見てみると良いです。
職業訓練や相談ができる
ハローワークは、仕事を探している人だけでなく、仕事に必要なスキルなどの訓練ができる職業訓練制度があります。
未経験の仕事をしたいと考えているなら、ハローワークでその仕事に特化した職業訓練が行われていないかチェックしてみると良いでしょう。
開講期間はジャンルによって様々なので、しっかり確認してみてください。
また、窓口では就職の相談等も行っているので、困ったことがあったら、相談してみると良いです。
ハローワーク利用のデメリット
ハローワークを利用するには、平日の昼間に来庁しなければいけません。
また、自分から進んで行動しないと、ハローワークを通しての就職は難しいです。
ここでは、ハローワークを利用するときのデメリットを紹介します。
自分から行動しないといけない
ハローワークを利用するときは、自分から行動して就職活動をしなければいけません。
転職エージェントなら、おすすめの求人を紹介してもらうなど手厚いサポートが受けられます。
しかし、ハローワークは公益性や平等性を柱として運営されているため、積極的におすすめの求人の紹介などはしてくれません。
あくまで自分から希望を出して紹介してもらったり、自分で求人を探して紹介状を発行してもらうなど、自分から進んで行動しなければいけません。
ハローワークを利用して転職しようとするなら、受け身スタイルでは進まないことを肝に銘じておきましょう。
開庁時間が決まっている
ハローワークのほとんどが、平日の昼間に開庁しています。
そのため、在職中や平日の昼間に時間が取れない人は、ハローワークに行くのが難しいです。
中には夜間延長や土曜日開庁などをしている施設もありますが、それはごくまれ。
ハローワークは既に離職している人が、利用している前提だからかもしれません。
求人企業の特徴が読み取れない
ハローワークの求人欄は、文字のみです。
転職サイトやエージェントを利用するときは、写真などが活用されているので、その会社の雰囲気を確認できます。
しかし、ハローワークの求人は業種や職種、条件など、最低限の情報のみ記載されています。
そのため、求人企業の社風など、求人欄のみでは読み取れません。
事前に会社の雰囲気を知りたいなど、下準備をしっかりしたい人には不向きかもしれません。
求人と仕事内容に差がある場合がある
ハローワークの求人募集は、無料で掲載できることから、さまざまな企業が利用しています。
中には、募集内容と実際の仕事内容がまったく異なるケースがあります。
全てではありませんが、ブラック企業なのに掲載条件を偽って募集をかけている場合もあります。
ハローワーク側もチェックはしていますが、そのチェックをかいくぐって掲載されているケースもあるため、見抜くのが難しいのです。
転職活動でハローワークを活用できる人は?
ハローワークは大量の求人を閲覧でき、地元の企業に就職したいと考えている人なら活用できるでしょう。
しかし、大企業に転職したいとこだわりがある人には、ハローワークは向いていません。
ここでは、ハローワークを活用できる人とできない人を紹介します。
ハローワークを活用できる人
「家から近い所で働きたい」「地元企業で働きたい」と考えているなら、求人数の多いハローワークを活用して転職活動ができます。
そして「憧れの土地で働きたい」と考えている人も、全国の求人が確認できるハローワークを利用すると良いです。
ハローワークの求人はフルタイムの正社員のみだけではなく、パートの募集も載っています。
自分の希望条件に合う仕事を探すことも可能です。
また、職業訓練も行っているので、未経験の仕事にチャレンジしたい人は、ぜひハローワークを活用してみてください。
無料で受講できるものばかりなので、調べてみると良いです。
ハローワークを活用できない人
大企業への就職にこだわりがある人は、ハローワークを活用できないです。
大企業なら資金力があるため、専門性の高い人材を獲得するため、民間の人材会社に求人を載せるためです。
また、在職中の人や平日の昼間の開庁時間にハローワークに行けない人も、活用は難しいでしょう。
ハローワークはすでに離職した人のための施設なので、転職するかの相談もできません。
転職活動を迷っている人は、ハローワークを利用することはおすすめできません。
転職エージェントも併用するのがおすすめ
在職中で転職するか決めていない人や、ハローワークも利用しているけどなかなか良い条件の会社が見つからない人には、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントなら、希望に沿ったおすすめの求人を紹介してくれます。
そのため、ハローワークで転職活動がうまくいっていないなら、転職エージェントとの併用してみましょう。
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ハローワークでは全国の求人を扱っているので、地元の企業に就職したいと考えているならぜひ活用してみてください。
未経験の仕事にチャレンジしたい場合、ハローワークでは職業訓練を受けることもできるのも魅力の一つです。
しかし、ハローワークでの転職活動は、積極的に行動しないと就職は難しいなどデメリットがあります。
ハローワーク利用だけで就職するのが難しいと感じたら、転職エージェントと併用することをおすすめします。
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