転勤族は引っ越しが多く、住む家が不定期に変わるため、ベッドを購入しようか迷いますよね。
ベッドがあると引っ越しのたびに運ぶのが大変で、レイアウトも難しく、ストレスを感じてしまいます。
そこで、私の経験から、転勤族には厚さが10㎝以上ある、硬めの三つ折りマットレスをおすすめします。
今回は、転勤族にベッドはいらない理由や、おすすめの三つ折りマットレスの選び方などを私の実体験を交えて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。。
転勤族にベッドはいらない理由
私が転勤族にベッドがいらないと思った理由は、以下のことがあったからです。
- 引っ越し先で使えない場合があるから
- レイアウトが難しいから
- ベッドのマットレスも寿命数年が多いから
なぜこの理由なのかを、これから説明しますね。
引っ越し先で使えない場合があるから
転勤族は引っ越しが多く、さまざまな間取りの家に、数年ごとに住み替えることが多いですよね。
もし、引っ越し先が狭い家になったとき、ベッドを搬入できないという危険性があります!
例えば、 廊下から部屋にベッドを入れることができないなどです。
また、 部屋にベッドが入ったとしても、 部屋の大半を占領されてしまうこともあるでしょう。
そのため、引っ越しが多くてさまざまな家に住む転勤族は、「ベッドは不便だ」と感じることが多いのです。
レイアウトが難しいから
転勤族だと1つの家にとどまることがないため、引っ越し後に、狭い部屋が寝室になる場合があります。
また、寝室が正方形や長方形ではなく、柱などで一部狭くなっている場所も。
そのため、大きめのベッドがあると新しい家の間取りに対応できず、部屋のレイアウトに悩むことがあるでしょう。
ベッド1台を寝室に入れたとしても、もう1台のベッドを入れるのが難しかったり、 並べて置けなかったりすることで配置に困り、ストレスを感じやすくなります。
ベッドのマットレスも寿命数年が多いから
ベッドのマットレスは、製品にもよりますが、実は寿命が5〜6年など短い場合がほとんどです。
数十万円もする高価なベッドマットレスでも、長くて10年ぐらいが寿命だと言われています。
寿命が過ぎたマットレスを使い続けると、寝ているときに重みのある腰辺りなどが沈みこんで、体が痛くなるなどの不調を起こすケースがあります。
そのため、せっかくベッドを買っても、意外と早く買い替えが必要になり、出費が痛いと感じるでしょう。
転勤族は引っ越しがひんぱんなため、会社負担で引越ししたとしても、毎回諸費用を自腹で払うことが多いです。
日頃から引っ越しの出費に備える必要があり、定期的なベッドの買い替えは経済的に痛いでしょう。
転勤族におすすめの寝具は「三つ折りマットレス」
転勤族の私が実体験から、おすすめする寝具は三つ折りマットレスです。
ベッドだと間取りの関係で使えなかったり、そもそも部屋に入らなかったりします。
我が家にも、夫の組み立て式ベッドがありますが、狭い賃貸住宅なのでベッドが置けず、現在は使っていません。
その代わり、三つ折りマットレスを並べて、その上に敷布団を敷いて寝ています。
また、三つ折りマットレスは高いものもありますが、1万円以内で買えるものが多く経済的。
三つ折りマットレスも数年で寿命が来るものが多いですが、価格がベッドより安いので、買い替えしやすいです。
三つ折りマットレスをおすすめする理由
転勤族に三つ折りマットレスをおすすめする理由は、やはり引っ越しに便利だという点です。
また、簡単に折りたたんで立てかけることができ、毎日湿気を逃がすこともできるので、カビが生えにくいメリットがあります。
ここでは、転勤族に三つ折りマットレスをおすすめする理由について、細かく説明していきますね。
運びやすい
三つ折りマットレスだと折りたたんで運べるので、 引っ越しの際にコンパクトにまとまり運びやすいです。
引っ越し業者からもらう布団袋に、他の寝具と一緒に入れることもできます。
普通の折りたためないベッドのマットレスだと、引っ越しの際の搬出や搬入が大変なんです。
三つ折りマットレスなら、引っ越しの際も荷物が大きくならず、トラックにすぐに積めるサイズになって便利でしょう。
湿気対策が簡単
布団を置きっぱなしにしておくと、裏面にカビが生えやすくなりますよね。
布団にカビが生えると、取り除くのが困難で捨てるしかなくなります。
三つ折りマットレスなら、重さもそれほどないため、毎日立てかけて湿気を逃がすことが可能です。
我が家では、以前使っていた三つ折りマットレスを万年床のように敷いたままにしていたら、床と布団にカビが生えてしまい、あせったことがあります。
ズボラな私がいけないのですが……。
その教訓から、毎朝布団をあげて、三つ折りマットレスを立てて湿気を逃すようになりました。
私自身、実家ではベッドを使っていましたが、 ベッドも定期的に位置を変えたり、立てかけて湿気を逃したりしなければいけません。
ベッドのお手入れは、かなり重労働です。
その点、三つ折りマットレスなら軽いので動かしやすく、湿気対策もすぐにできるのでおすすめです。
狭い部屋でもレイアウトしやすい
三つ折りマットレスは、基本的に床に敷くので、狭い寝室でも布団のレイアウトがしやすいです。
ベッドだと1つでかなり場所を取るので、狭い寝室だといくつか寝具を並べる際に苦労します。
三つ折り折りマットレスなら、寝室の床全面を使えるので、レイアウトが楽にできるでしょう。
転勤族が三つ折りマットレスを選ぶポイント
ここで三つ折りマットレスの選ぶ、おすすめポイントを紹介します。
1 そのままでも使えるぐらいの厚さ
2 硬めの方がへたりにくく 長持ち
3 何人家族でも シングルサイズでそろえる
それぞれ理由を説明します。
そのままでも使えるぐらいの厚さ
三つ折りマットレスは、厚さの種類が豊富です。
我が家では三つ折りマットレスの上に敷布団を敷いて使っています。
敷布団があっても薄いマットレスだと、すぐ床についてる感覚が出てしまいます。
そのため、厚めがおすすめです。
特に、厚さが3cm〜5cmのものが多いですが、10cm 以上のものがおすすめです。
厚さが10㎝あれば、そのままベッドのように使えるからです。
またカバーもついている三つ折りマットなら、敷布団などを使わずにそのまま使用でき、荷物を更に減らせます。
硬めの方がへたりにくく長持ち
マットレスを選ぶ際は、 硬めがおすすめです。
なぜなら、硬めのマットレスは長持ちするからです。
以前我が家で使っていたマットレスは、 少し柔らかめの厚さ7㎝のものでした。
毎日使っていると2年経つ頃にはへたってしまい、敷布団を敷いていても、背中が床についてる感覚がありました。
その経験から、長く使える硬めのマットレスをおすすめします。
ただ、体重が軽い人は、硬めのマットレスだと反発が大きすぎて、腰を痛めてしまう可能性があります。
体重が軽めの人は、硬めの三つ折りマットレスでも、凸凹加工のある点で体を支えるタイプのものがおすすめ。
点で支えるタイプのマットレスは、体圧が分散されるので、体格や体重を気にしすぎることはないでしょう。
マットレスが合う・合わないは人それぞれなので、口コミなども参考にすると良いです。
こちらの三つ折りマットレスは、凹凸加工のあるものなので、選択肢に入れるのもアリだと思います。
何人家族でもシングルサイズでそろえる
折りたたみマットレスのサイズは、シングルだけでなく、ダブルや キングサイズのものもあります。
転勤族には、寝室のレイアウトがしやすいシングルサイズがおすすめ。
ダブルやキングサイズだと、狭い寝室の場合、配置が難しくなることがあるからです。
シングルサイズは、部屋に合わせて縦や横にカスタマイズが可能なのでおすすめです。
また、何人家族になっても、シングルサイズで人数分揃えれば、引っ越しごとに悩むことが少なくなると思います。
まとめ
転勤族はひんぱんに引っ越しがあり、寝室の大きさや形が安定しないため、ベッドはいらないというのが私の結論です。
ベッドより、厚さ10㎝以上の硬めの三つ折りマットレスのほうが、便利に使えておすすめです。
ベッドはレイアウトしにくい上に、搬出・搬入も大変。
一方、三つ折りマットレスなら、床にそのまま敷いて寝られますし、立てかけて湿気対策もできます。
なおかつ、引越し作業も簡単です。
今回は、私の経験から三つ折りマットレスを選ぶ際のポイントを紹介したので、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。
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