北海道の冬は、マイナス20℃になるなど本州では味わえないほど寒いです。
気温だけではなく、水道水もかなり冷たく、給湯器がないと家事が本当に大変でした。
しかも米とぎはお湯でできないので、我慢するか道具に頼るかになります。
私の体験談を含めて紹介していきますね!
冬の北海道の水道水の冷たさはハンパない
北海道の旭川に約1年住んでいましたが、冬の寒さに加えてつらかったのが、水道水の冷たさでした。
私の家は古いアパートだったので、給湯器はお風呂にしかついておらず、キッチンと洗面所には給湯器が付いていませんでした。
そのため、キッチンでお湯を使いたい場合は、ガス給湯器を自分で用意しなくてはいけません。
こういうやつ↓
転勤族なので、次の住居ではキッチン用の給湯器は必要ない場合が多いと考えていたので、購入は難しかったです。
そのため、ガス会社からレンタルして、毎月リース料を払って使っていました。
ガス給湯器のレンタルがあるなんて、それまで知らなかったので、目からうろこでしたね。
今まで住んでいた家は、備え付けの給湯器があって、キッチンでお湯を使うのは当たり前だと思っていたからです。
もし、キッチンに給湯器が付いていないような古い家なら、ガス会社から借りられるかもしれませんので、確認してみると良いですよ!
【私のつらかった体験】冬の水道水が冷たすぎて米とぎが大変
キッチンでお湯が使えるようになっても、大変だったのが冬の米とぎでした。
米とぎにお湯は使えません。
冬に素手で米とぎをすると、水に浸かっていた部分がはっきりわかるぐらい、手が赤くなります。
我慢しながら米とぎをするのですが、米とぎが終わると
「うぅぅぅぅぅぅぅ…」
と手を包みながらうずくまる日々でした。
(かなりマジでうずくまっていました)
私が住んでいた年は、雪が積もり始めたのが11月頃だったので、そこから約半年間、この水の冷たさと戦わなければならないのかと、うんざりしていました。
しかし、私にとって米とぎの救世主ともいえるアイテムと出会いました!
買い物をしていたときに、ふと目に入ったのです。
それが、米とぎ棒!
冷たい水に手を漬けなくても米とぎができるので、手が痛くなりません!
私は、お米は素手でとぐものだと思い込んでいたので、そんな便利グッズがあるとは知りませんでした。
米とぎ棒のおかげで、痛くなるほどの冷たい水での米とぎ苦行から卒業できました!
すごく嬉しかったです。
豆知識:米とぎにお湯を使ってはいけない理由
お米は、お湯でといではいけないのは何となく知っている人もいると思いますが、その理由は知らない人も多いのではないでしょうか?
お米はデンプンでできていますが、お米の温度が上がるとそのデンプンが糖に変わります。
糖は水に溶けやすいため、お湯で米とぎをすると、糖がどんどん流れ出てしまって、お米の甘味や風味が無くなってしまうのです。
また、米とぎにお湯を使ってしまうと、米粒の表面だけがふやけてしまいます。
その後は芯までお湯は浸透しないのです。
そのため焚き上げると、米粒の表面がやたらと柔らかく、中は普通の食感となってしまい、均等な食感が得られず、美味しいご飯とは言えないのです。
温かい水での米とぎは、30℃ぐらいまでが良いそうです。
【私の良かったと思った体験】冬の朝の洗顔は一瞬で目が覚める
冬の北海道の水道水の冷たさは、本当につらかったですが、良かったことは冬の朝に冷たい水で顔を洗うと、一瞬で目が覚めることでした。
北海道は緯度が高いので、夏は日の出が早く、日の入りも遅いので、日照時間がとても長いです。
しかし、冬になると、朝の日の出が遅く、冬も午後3時半頃には暗くなりはじめるほど、日の入りが早いです。
起きる時間は、季節が変わっても同じなので、冬は寒いし、外は暗いし、布団の中にずっと居たい気持ちになります。
頑張って起きて、朝一に痛いぐらい冷たい水道水で顔を洗うと、シャキッとします!
それに慣れてしまっていたので、九州に引っ越してきたら、水道水の温度が高くて、なんだかスッキリしないなと思うほどです。
朝の洗顔だけは、北海道の冷たい水が恋しくなりました。
まとめ
北海道の水道水は、冬になると外の気温の影響で、痛くなるぐらい冷たくなります。
朝の洗顔は目が覚めますが、米とぎが大変です。
冷たい水で米とぎをしたくない人は、米とぎ棒などの便利グッズに頼ると良いでしょう。
北海道の冬は厳しい寒さですが、それがまた良いこともあります。
冷たい水での米とぎに悩んでいたら、ぜひ便利グッズでしのいでくださいね!
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