転職活動をしていて、「なんだか合わない気がする」など、直感的に違和感を抱くことがあります。
その場合は、ただの思い過ごしだとは考えず、直感的に感じたことをきちんと分析することで、転職の失敗を防ぐことができます。
苦労して内定を得たのに辞退するのは嫌だと思わず、時には勇気をもって辞退することも必要です。
今回は、転職活動で直感を信じたほうが良い理由と、私の実際の体験談も紹介します。
転職活動で直感を信じることが大切な理由
直感は数値化できるものではないので説明しにくいです。
直感でなんだか合わない気がすると思ったときは、その職場はあなたにとってはつらい職場になるケースが多いです。
職場は、今後自分の糧を得る場所でもあり、自分の時間を長く使わなければいけない場所でもあります。
そのため、転職を失敗したくないと強く思いますよね。
しかし、転職活動中に直感的な違和感を放置したままにして転職してしまうと、とても危険。
入社後に、職場選びに失敗したと後悔するケースは多いです。
直感は信じたほうが良い
求人票から感じる違和感や、実際に面接で足を運んで直感的にこの会社ヤバいなと感じたことは、その直感が当たるケースが多いです。
私も2回目の転職活動を始めたとき、求人票の記載方法で自分に合わない会社なのが、ある程度分かるようになっていました。
全てのブラック企業を見抜けるわけではありませんが、求人票にはその会社が求める人材像が見えてくるものです。
しっかり求人票を見て、直感的に自分に合わない条件の会社は、最初からキッパリ外しましょう。
面接時に感じた違和感は大切に
面接は直接人に会うため、危険を察知できることが多いでしょう。
面接のために会社に赴いたとき、会社の雰囲気や面接官の対応等で違和感を抱いた場合も、その会社への転職は慎重になった方が良いです。
面接官が社長や人事の人など、一緒に仕事をする人ではないかもしれません。
しかし、「類は友を呼ぶ」ということわざいわく、同じような人は集まるものです。
面接で対応した人と合わないと感じたら、実際の職場も合わない人が多いかもしれません。
ある調査では、転職者の4人に1人は転職で後悔したことがあるとのことです。
転職活動は条件だけではなく、社風などの会社の雰囲気も確認する必要があります。
直感に従って辞退する決断もあり
転職面接時に直感的に違和感を抱いたら、その違和感は何だったのか分析してみてください。
- 社長・面接官の印象が良くなかった
- 会社の清掃が行き届いてなく汚かった
- 社員の雰囲気が暗く、挨拶もなかった
など、その直感を放置せずに、しっかり向き合いましょう。
印象が良くなかったなど、ささいなことでも何でもいいのです。
その違和感の正体に答えが見つかり、自分で説明できるなら、内定が出ていても辞退をする決断をしても良いでしょう。
違和感を放置してその会社で働いても、自分に合わず、すぐにまた転職するはめになるかもしれません。
あせっていても冷静に判断して
早く職場を変えたいとあせっていても、違和感を抱いたときこそ冷静さが必要です。
別の職場に移りたいことだけを考えるのではなく、自分に合った条件の会社を探すという観点から転職活動をしましょう。
「今の会社がつらすぎて、なにがなんでも早く転職したい!」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、そんな時こそ冷静さを失ってはいけません。
もし、面接で直感的に違和感を抱いても、早く転職したいとあせってその会社へ入社してしまったら、もっとつらい状況に陥ってしまうかもしれません。
あせっても良いことは一つもありません。
違和感のある会社は、あなたと縁がない会社だと思って、キッパリ忘れるぐらいの気持ちで次に行きましょう。
転職エージェントを使うことがおすすめ
特に私が直感的に違和感を抱く会社に出会うのは、転職サイトで求人を見つけて、自分で応募していた時が多かったです。
エージェントに依頼して、求人を紹介してもらってからは、違和感を抱く会社と出会う頻度は下がりました。
エージェントに登録すると、細かい条件面などもきっちりリサーチしてくれるので、安心して企業選びができます。
自分で会社を見つけたいと思っても、数万社の中から自分に合う会社を自力で探すのは、至難の業といえます。
良い転職をしたいなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。
自分に合った転職エージェントを利用しよう
転職エージェントは、各社得意分野があります。
そのため、自分の希望に合った求人を多く扱っている転職エージェントを、利用すると良いです。
利用料は無料なので、ぜひ相談だけでも行ってみてください。
フォロー体制に評判のある日本最大級の求人数を扱うdodaエージェントサービスはおすすめです。
【私の体験談1】会社説明会での違和感
私が新卒での就職活動をしていた時の話です。
ある会社の会社説明会に行ったとき、受付の人事の方の対応が、かなり悪印象だったのです。
説明会自体も、なんだかあまり良くないなと感じていました。
そのため、その会社では働きたくないなと思い、応募しませんでした。
そして3か月ほど経ったとき、その会社が倒産したというニュースが入ってきたのです。
もうすぐ倒産するのに、新卒のための会社説明会をするなんて
とびっくりしました。
このケースは単なる偶然かもしれませんが、印象が良くない会社には勤めないほうが良いのだなと思った経験でした。
【私の体験談2】面接時にマウントをとってくる社長
私の初めての転職時に出会った社長の話です。
転職サイトの求人を見て、仕事内容が当時の仕事と似ていたため、応募してみました。
中小企業の事務の募集でしたが、一次面接からその会社の社長が面接してくれたのです。
面接内容は、自己紹介から志望動機など、一通り終わったところで、クイズのように一問一答の質問が始まりました。
「一合は何㏄?」
など、どれも常識的なことでした。
しかし、わからない質問の時に、
「これ常識なんだけど、○○なんだよ…」
と回答を言いながら、バカにしてくるような態度でした。
その時は、
転職面接でも、知識を試されるのだな
と空気にのまれてしまっていました。
多分その社長も、常識を知らない人とは一緒に仕事をしたくないと、思っていたのかもしれません。
それでも、話し方は人柄が出ると思うので、私は
この人は一緒に仕事をしたいと思えない人だ!
と感じました。
規模の小さい会社だと、社長自ら動いて指示する職場は珍しくありません。
特にワンマン系の会社は、社長の影響が強いので、自分も面接で見極めるぐらいの気持ちで臨むと良いと思います。
【私の体験談3】社長に嫌悪感を抱き辞退
これも私が初めての転職活動時に、出会った社長の話です。
その会社は公益性の高い業種で、安定して働けるかと思い応募しました。
社長面接だったのですが、
なんだかこの社長にセクハラされそうだな…
という嫌悪感を抱き、結局辞退しました。
会社の条件も、面接時の説明で昇進しにくそうだったため、条件面を理由に辞退の連絡をすぐに入れました。
この会社も、求人票を見て自分で応募した会社でした。
私の経験上、特に事務職だと求人は多いのですが給与が低かったり、条件が悪かったりします。
そのため、エージェントに依頼してしっかりした会社の事務職を紹介してもらうと良いです。
まとめ
転職時に直感的にこの会社ヤバいかもと違和感を抱くことがあったときは、しっかりその違和感に向き合い、場合によってはきっぱりと辞退しましょう。
直感で感じたことは、言葉にしにくいかもしれませんが、特に言葉で説明できるほどの違和感を抱いた場合は、それはあなたには合わない会社だと思ったほうが良いです。
早く今の仕事を辞めたいと思っていても、妥協せずに、次の良い職場を見つけましょう!
転職エージェントを選ぶ時は、自分の希望に沿った求人を得意としている会社を選ぶと良いです。
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