書類選考が通って、いざ面接だ! という時、面接の対策はどうすれば良いのか悩みますよね。
面接の対策をしておくのとしていないのでは、ものすごい差が出ます。
事務の転職の面接は、だいたい同じ流れなので、しっかり対策を行っていれば、本番でパニックになることは少ないでしょう。
今回は、私のおすすめの面接対策法と、私がやってしまった面接対策にまつわる失敗談を紹介します。
転職面接の対策はこれ!
書類選考を通過して、いざ面接に挑むときは、しっかり対策をしておくことが重要です。
私のおすすめの面接対策法を紹介します。
想定質問の回答は事前に作っておく
事務の面接の流れはたいてい同じなので、想定質問に対して自分なりの回答をしっかり作っておきましょう。
そのため質問への回答内容も、業務に絡めて前向きなものを用意しておくと良いです。
準備の方法としては、まず紙に書き出して、要点をまとめてみてください。
そして、セリフのようにしゃべり言葉の文章に書き直し、長くないか、不自然な文になってないかをチェックすると良いです。
最後に、実際に声に出して読んで、修正しながら完成させましょう。
回答は反復練習して暗記しスラスラ答えられるようにしておく
志望動機や退職理由などは必ず聞かれる質問なので、用意する回答は暗記できるぐらい練習しておくと良いです。
回答文を最低でも3回は声を出して読んで、暗記すると良いでしょう。
あまり大きな声を出せない環境なら、ブツブツとつぶやく程度でも構いません。
実際に声に出して反復練習し、何も考えなくてもスラスラ答えられるようにしておきましょう。
練習時には実際の面接場面を想定して、背筋を伸ばして顔の表情も本番のように作って練習すると良いです。
私のおすすめは、ニュースを読むアナウンサーのイメージを持って、話しかけるように練習すること。
文章と表情を一度に練習することができるので、本番に弱く緊張しやすい人におすすめです。
転職(退職)理由をポジティブに明確に
転職(退職)理由は、どうしてもネガティブなものになる人が多いですが、面接の場面では、ポジティブな要素を前面に出すと良いです。
必ず聞かれる質問なので、事前に準備することができます。
しっかりと回答文を考えて、前向きな人というイメージを持ってもらえるように作りましょう。
前の職場のことを思い出して、暗い気持ちで回答しないように気を付けてください。
企業研究はしっかりと
面接対策で、想定質問の次に大切なのは、企業研究です。
企業研究をすることで、志望動機などに「御社の○○事業に興味を持った」など、アレンジしてオリジナリティを出すことができます。
面接質問の回答にオリジナリティがあれば、しっかり応募する企業について考えている姿勢をアピールできます。
そのため、しっかりと応募する企業の事業や特徴などを調べて、頭の中に入れておきましょう。
また、企業研究をすることで、自分が気になることが見つかることも多いです。
企業研究をしていく中で生じた疑問を、面接時の逆質問の時に聞くことができます。
自分が働くかもしれない企業のことをしっかり調べておけば、自分に合うのか合わないのかがわかることもあり、転職に失敗する確率も低くできます。
【私の体験談】面接対策をしっかりしてないと落ちる
私は初めて転職活動をした時、いろいろと失敗を繰り返していました。
どのように進めればいいかなど、あやふやな状態だったのも原因の一つですが、面接対策をしっかりしていなかったことも大きな原因でした。
私が失敗した体験談を紹介します。
想定回答を覚えきれていなかった話
転職活動を始めた最初の頃は、毎回何を聞かれるのかドキドキしながら受けていました。
志望動機など、想定質問の回答は作ってはいたのですが、文章に書き留めただけで、きちんと覚えきれていなかった状態でもありました。
それでもその時の私は『なんとかなるか』と、能天気な考えで面接を受けていました。
しかし、面接本番になった時、作っておいた回答が一切出てこなくて、しどろもどろになりながら面接を受けてしまったのです。
そのような態度で面接を受けたら、自信がないように見えるし、本当にその企業に入りたいと思っているのかと疑われても仕方がありません。
面接結果も、当然見送りの通知が届きました。
この経験から、質問の回答文を作るだけではなく、声に出して反復練習してしっかり暗記するようになりました。
今思えば、対策を十分にせずに面接を受けることは、面接官の時間をただ奪うだけという、社会人としてあるまじき行為だったのではないかと思います。
企業研究していなくて回答できなかった話
初めて1次面接が通り、最終面接に臨んだときの話です。
そのときは、最終面接に行ったのだから、もう採用に決まっているという謎の自信があり、企業研究をおろそかにしてしまいました。
そして迎えた本番は、会社の重役たちと社長が面接官でした。
重々しい面接の空気の中、その企業の事業の中でどこに興味を持ったのかと聞かれたのです。
その瞬間、私は企業研究をしっかりしていなかったことを後悔しました。
1次面接時は企業のことを調べて、事業について把握していたのですが、最終面接まで時間が空いてしまい、どんな事業だったのかすっかり忘れていました。
しかも想定していなかった質問だったので、少しパニックになり、とっさに思い出すこともできなかったのです。
当然、私はきちんと回答ができず、見送り通知が来ました。
この経験以降、面接対策はどの段階でもしっかり行おうと心に決め、転職活動をしました。
面接対策をしっかりしたいと考えているなら、エージェントに相談するのも選択肢の一つです。
エージェントは、いろいろなパターンの面接について熟知しています。
応募する企業の特徴など教えてくれるかもしれません。
まとめ
事務の面接の流れは、たいてい決まっていて、想定質問の回答の準備をしっかり行っていれば、過度に緊張することは少なくなります。
また、頭が空っぽになってしまってもスラスラ回答できるぐらい、回答文を暗記しておくことをおすすめします。
面接対策をしっかり行っておけば、変化球な質問が来ても冷静に対応することができるでしょう。これから面接に臨む人は、しっかり対策をしてくださいね。
コメント