転職活動をしていると、面接に落ちまくる経験をすることがあります。
面接に落ちまくる人の特徴は、ビジネスマナーができていなかったり、事前準備を怠っていたりすることがあります。
今回は、面接に落ちまくる人の特徴についてまとめました。
自分自身に当てはまっていないか、一度確認してみてください。
私の体験談も載せているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
面接で落ちまくるのは自己流にこだわっているから
面接で落ちまくるのは、もしかしたら自己流にこだわっているからかもしれません。
自分の軸をしっかり持つことは大切なことです。
しかし、社会人としてのマナーや、コミュニケーションができていない可能性はないですか?
面接官は応募書類との違いがないかだけではなく、会社に合う人材かも見ています。
以下で紹介する面接に落ちまくる人の特徴に、思い当たることがないか自分を振り返ってみると良いでしょう。
もし当てはまる項目があれば、改善して次の面接に挑むようにすると、次が見えてくるかもしれません。
面接に落ちまくる人の特徴は?
面接の場で不快に感じる行動をされたら、印象自体悪くなりますよね。
面接に落ちまくっている人には、社会人としての身に付けておくべきマナーや常識が無い場合が多いです。
面接を受ける前にしっかり見直したい、面接に落ちまくる人のポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
社会人としてのビジネスマナーが身に付いていない
社会人としてのビジネスマナーがない人と、一緒に仕事をしたいと思わないでしょう。
それはあなただけでなく、企業側も同じです。
社会人としてのNGなビジネスマナーとしては、
- 時間が守れない
- 面接開始や終了時に挨拶がない
などが代表例です。
細かく見ていきましょう。
時間が守れない
社会人として遅刻は禁物です。
面接時は10分前には会場に到着して身だしなみを整えるなど、面接前のコンディションを整えましょう。
そして5分前には受付をすませて面接に臨みましょう。
面接会場に早く着いてしまっても、待機場所がなかったり、先方の予定があったりするので迷惑になる可能性があります。
早すぎず遅すぎずを意識して、会場に向かうと良いでしょう。
万が一電車の遅延などで面接に遅れそうなときには、わかった時点で先方の人事担当者に連絡を必ず入れてください。
面接開始や終了時に挨拶がない
面接の部屋への入室や終了時の入退出の動作など、しっかり意識して行うようにしてください。
ノックは3回や、入出時の声掛け、立って待つなど面接の基本動作を今一度再確認しておくと良いです。
最低限のビジネスマナーができていないと、印象が悪くなってしまいます。
社会人としての身だしなみがきちんとできていない
一緒に仕事をする人が、不潔な格好で隣に座っていたら嫌ではないですか?
自分が一緒に仕事をするなら、見た目に清潔感がある方が良いと感じる人の方が圧倒的多いです。
社会人としての身だしなみは、意外と重要です。
面接に挑むときはスーツなどの服のシワやシミだけでなく、靴やカバンなどトータルコーディネートで清潔感が出るように心がけてください。
髪の毛がボサボサだったり、香水がきつかったりすることもマイナスポイントです。
面接の前は、しっかり身なりを整えましょう。
伝わりづらい話し方をしている
面接は多少なりとも緊張するものですが、面接官もその点はわかっていることです。
そのため、多少言葉に詰まってもわかってくれる場合が多いです。
しかし、面接の場面で声が小さく聞き取りにくかったり、滑舌が悪かったりしたら、仕事でもコミュニケーションが取りづらいと考えられてしまう可能性があります。
無理やり大きな声で話す必要はありませんが、応答はしっかりはっきり発音するように心がけましょう。
前職の会社の中だけで通用する用語を連発する
前職の会社の中だけで使っていた専門用語を連発したり、略語を使いすぎたりするのも印象が良くありません。
一般的に広まっている用語なら問題ありません。
しかし、その会社ではあまり使われていない言葉の可能性もあり、なにを話しているのかわからないこともあるからです。
仕事内容についての質問などには、仕事に慣れている感を出すより、誠実に丁寧な説明をする姿勢があると良いでしょう。
早口になったり話が長すぎたりする
面接で気を付けたいのが、早口になったり話が長すぎてしまったりすることです。
面接という場面で緊張して早口になってしまう気持ちも、わからなくはありません。
しかし、早口過ぎで何を言っているか先方に理解してもらえなければ、意味がありません。
また、話自体が長すぎて結局何が言いたいのか、わからなくなってしまうこともあります。
自分が話す場面では一呼吸置くなど落ち着いて、頭の中で整理してから、ゆっくりと話すことを意識すると良いでしょう。
ゆっくりと話すことを意識すると、意外と冷静になれるものです。
事前準備ができていない
事前準備がおろそかだと、その会社で働く意欲があるのか疑問に思われてしまうでしょう。
その会社についての情報を調べたり、想定質問への回答を用意したりなどの事前準備ができていないと、面接で簡潔に答えることができないからです。
転職活動中は、複数の会社を同時進行で受けていることは多々あります。
面接を次々と受けていると、どの会社がどのような特徴があるのか、整理がつかなくなる可能性もあります。
面接前日には、翌日に控えている面接の会社の最新情報をインプットして、想定質問の回答もしっかり準備しておきましょう。
職種によって求められているスキルが異なるので、会社概要だけでなく応募内容も見返しておくと良いです。
面接に落ちたとしても必要以上に落ち込まず自己分析して
面接で落ちまくったとしても、あなた自身を否定されたわけではないので、必要以上に落ち込まないようにしましょう。
何通も不採用の通知を受け取ると、気持ちは落ち込むものですが、その会社とはただ縁がなかっただけなのです。
しかし、面接を振り返って、なにか問題なかったかは分析することは大切です。
次につなげるために、身だしなみやマナーはしっかりできていたか、言葉遣いや質問への回答はどうだったかを振り返って、反省点を洗い出しましょう。
意外と面接を受けている最中に、自分の中でも「何か違う」と感じたことがあるかもしれません。
それは相手も感じている場合が多いです。
そのため、その会社とは相性が合わなかっただけと考えて、自分に合う会社を探しに前向きに転職活動を進めましょう。
反省点が見つかったら、次回は改善できるようにしてくださいね。
面接で落ちないために最後まで油断しないで事前準備をしよう
ここからは私の体験談でもあります。
私が初めての転職活動で、最終の役員面接まで進んだときのことです。
それまでも何社か受けてきて、不採用通知をもらっていて落ち込んでいました。
最終面接まで進んだのだから、もう大丈夫だと安心しきっていたのだと思います。
そのため、事前準備がおろそかになってしまったのです。
面接前日は想定質問のみの確認で、その会社の事業について調べていなかったのです。
会社情報については、1次面接時に調べていたので回答できると思っていたからです。
そして最終面接当日、社長と役員との面接が始まりました。
社長から「弊社の取り扱い商品について、〇〇ですがどうお思いですか?」と質問がありました。
その瞬間、頭が真っ白になって何も答えられませんでした。
全然会社情報を思い出せなかったからです。
1次面接から最終面接まで2週間ほど期間があいていたので当然でしょう。
しどろもどろになりながら、あやふやなことを回答した記憶があります。
当然、社長や役員の顔は曇っていました。
即日で不採用通知が来たのを覚えています。
最終面接では、その会社への理解や働く意欲を聞かれることが多いのです。
しっかり会社情報や応募内容など、気を抜かずに事前準備をしっかりするようにしてくださいね。
まとめ
転職活動で面接に落ちまくる原因は自己流を貫いて、社会人としてのマナーや常識が欠けている場合があります。
自分の軸を大切にすることは悪いことではありませんが、ビジネスマナーは仕事をする上で必要なスキルです。
ビジネスマナーは相手を不快にさせないためのものなので、面接で実践できていないと一緒に働きたいと思ってもらえない可能性が高いです。
面接を受ける前には、身だしなみや言葉遣い、事前準備などしっかり確認して明るく振る舞う練習をしておき、採用通知がもらえるように準備をしましょう。
もし不採用の通知が来ても、あなた自身を否定されたわけではないので必要以上に落ち込む必要はありません。
自己分析をしっかりして、前向きに面接に挑んでくださいね。
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